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ワックス

安さと手軽さが魅力

ワックスは、もともと100年あまり前に開発されたロウを主成分とした木床用ツヤ出し剤で、現在はアクリル樹脂を主成分としたものが主流になっています。

最大の魅力は価格の安さ。そして、ホームセンターなどでも簡単に手に入れる手軽さです。

木材の表面を保護するほどの強度をワックスは持たず、厳密にいえばワックスは「コーティング」ではありませんが、清掃業者やフロアコーティング専門会社で扱っているプロ用のワックスは、樹脂成分の濃度が濃く、重ね塗りをすると被膜が厚くなって保護力も上がり、艶も増します。
ただしこれらは濃厚な分塗りにくく、素人が使うのはちょっと難しいようです。

定期的な塗り直しが必要

ワックスでできる塗膜はたいへん薄いので、塗り重ねないとすぐに剥がれてしまいます。
そして、熱、水、洗剤や調味料などの影響もすぐに受けて劣化してしまい、シミができたり表面が白く粉を吹いたようになります。
艶を保つためには、半年に一度、上塗りのメンテナンスを施さなければなればならず、手間がかかります。

またワックスそのものが汚れを抱き込んでしまうため、数年に一度、硬化したワックスの層をすべて剥離し、塗り直すことになります。
さらに、ワックスは水分が多く含まれていて、それが蒸発することで生地に定着します。そのため硬化するのにかなり時間がかかります。
完全に硬化するまでには約4週間かかるとされ、新築施工の時にはその分のスケジュールを確保する必要があります。

剥がれやすいということは、その分人体に取り込みやすく、成分も気になるところ。

業者に頼む場合は、ホルムアルデヒドなどの危険成分を省いた商品を使っているか確認しましょう。さらに原材料などを安全に取り扱うために必要な情報を記載した「製品安全シート」を提示してもらうと安心です。

 
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